
ペットと一緒に暮らしたい。でも賃貸だから!とか、私に飼えるかしら?と思っている方へ
我が家にもとっても甘えん坊さんの猫と、気まぐれな猫がいます。
過去にもいろんな猫ちゃんを飼ってきましたので、実際の体験談をもとにご案内させていただきます。
5つのポイントにまとめていますので、これを読めばあなたも猫ちゃんと暮らせますよ
物件選び〜賃貸でも大丈夫!〜
賃貸などでまず考えるのは、ペットを飼っていいのか?ですよね。原則は勝手に飼ってはいけません。
強制退去や損害賠償などを求められる場合もあります。
きちんとペット可の物件を探しましょう。ペット可と書いてあっても、猫は駄目という物件も少なくありません。やっぱり、爪とぎなどで物件を傷つけるイメージが強いのかもしれませんね。
私にとっては、猫の方がお利口さんなのに〜 悲しい、、、と思いますが。
近年の猫ブームで、猫も飼える物件はかなり増えてきたと思います。不動産屋さんに相談するのも大事です。
意外とネットや雑誌に載っていない情報や、大家さんに交渉してくれたりするケースもありました。SNSや知人に相談するのも良いでしょう。何れにしても根気強く探しましょう。
ライフスタイルに合わせて猫を選ぶ
今から猫を飼うという方には頭に入れておいていただきたいです。
ペットショップなどにいくと、可愛い子猫がこっちを見て、連れて帰って〜みたいに、なんとも可愛らしい表情で、こっちを見てきます。
子猫のうちは正直とっても可愛いです。しかし、猫は一年で成猫になります。つまりすぐに大きくなります。
こんなに大きい猫はうちじゃ飼えない!とかはもってのほかです。
人気のメインクーンなんかも結構大きくなります。我が家のアメリカンショートヘアなども比較的大きいです。ご自分のお部屋と相談しながら考えた方がいいです。
それと、おっとりがいいのか?ヤンチャな性格がいいのか?などもあります。
種類によってある程度ですが、違います。私は、アメリカンショートヘア、ロシアンブルー、ペルシャ、ソマリしか飼ったことはありませんが、やっぱりそれぞれ違います。ある程度の知識をもって飼うことをお勧めします。
そこに暮らす猫ちゃんもストレスになりますので、、、
必要なものは何か?
猫を飼う上で必要なものをあげてみました。
トイレ
猫のサイズに合ったトイレを選びましょう。砂や便をすくうスコップも必要です。仔猫を飼う場合は、今まで使っていた砂を少量分けてもらうとスムーズにトイレを覚えてくれます。
また、猫はとても綺麗好きです。気に入らなかったり、汚れたままだとストレスとなるばかりではなく、別の場所で粗相をしてしまったりします。
猫のおしっこは臭いというイメージですが、最近のトイレの砂は消臭効果も優れており、固まってくれますので、処分もずいぶん楽です。
猫を飼ったことがある方はご存知でしょうけど、猫はトイレをした後きちんと砂をかけます。誰も教えてないのに!って思います。
ホント綺麗好きですよね〜。きちんと清潔にしてあげれば、臭いで近隣に迷惑をかけることはないと思います。
猫ちゃんのトイレのタイプは子猫用やオープンタイプ、システムタイプ、ドーム型など様々ありますので、また別の記事でご紹介します。
トイレの砂も固まるタイプから、消臭、オカラなど、他にもトイレに流せるタイプもありますので、別の記事で!
ゲージ
猫は結構臆病です。
始めてお家に来た時や、仲間が増える時などはなかなか馴染めません。ストレスとなってしまうケースも多いです。ゲージでしばらく様子をみて、徐々に慣らしていく為にもあったほうがいいでしょう。
また、脱走癖のある猫は、ドアを開けた隙に外に出ることもあります。部屋がたくさんあれば別ですが、ワンルームマンションなどの場合は考えておきたいです。
下に紹介しているタイプは、大きめですね。私はつい、、、大きい方がいいだろう!とか、狭いとかわいそう!と思って買っちゃうタイプなので、、、、
お部屋の広さ、何頭飼うのか?によって変わってきますね。
キャットタワー
猫は上下運動が大好きです。
ストレス発散にもなりますし、高いところでくつろぐのも大好きです。今も、うちの猫ちゃんはキャットタワーの一番上で寝ています。私が見える位置がお気に入りです。
健康維持のためにもあったほうがいいと思います。ちゃんと遊んであげて、運動をさせてあげたいところですが、なかなかできない場合もあります。
肥満は大敵です。マンションなどで動ける範囲が狭い場合は、なるべく上下運動ができるような家具の配置や、隠れるところも作ってあげましょう。
我が家に初めに買ったのは、この据え置きタイプでした。ずいぶん前の話ですが、「猫を飼う」=「キャットタワー」みたいなイメージがあったので。
現在は天井から突っ張るタイプを使っています。Twitterでたまに登場するヒョウ柄のこれです。

猫のベッド
初めはダンボールにタオルなどを敷いてあげるだけでも大丈夫です。冬はあったかマット、夏はひんやりマットなどもあります。
ベッドといってもそんな高価なものを購入する必要はありません。
お部屋のインテリアと合わせてペットショップなどで購入しましょう。
せっかく飼ってきた専用のベッドやクッションに見向きもしないこともあります。
猫は、自分でリラックスできる場所を探してお気に入りにしていきます。比較的身体にフィットするような空間や、隠れるスペースなどを好み、それぞれに違います。
しかも猫は基本的に気まぐれです。ホントそう思う!でもそこがいいんですけど 笑
時間をかけて、くつろげるスペースを用意してあげましょう。

おもちゃ
おもちゃも猫にはマストアイテムでしょう!狩りをする習性がありますから。
子猫は、特に遊びたい盛りなのでオモチャなどには興味津々ですよ!
こちらも初めは安価なもので大丈夫です。好き嫌いが結構ありますので、見向きもしないなんてのもしょっちゅうですよ
食器
フード用とお水用が必要です。初めは自宅のお皿などでも構いません。安定感のある深すぎない、こぼれにくいものを選びましょう。
後々はタイマーでご飯が出てくるタイプなどを検討するかもしれませんが、子猫のうちはこまめに見てあげることが大切です。それに、ご飯をくれる人を基本的に母親と認識してくれるので、ご飯タイムは非常に重要です。
すぐのは必要ありませんが、将来はこんな自動給餌器があります。参考にされてください。
愛猫のお留守番 何日なら大丈夫?「カリカリマシーン」ってどうなの?
出来れば、お水は数カ所に置いてあげて下さい。
あっ!もちろんですがご飯(キャットフード)も必要ですよ!当たり前すぎて、、、汗
キャリーバック
キャリーバックはすぐに必要というわけではありません。
お出かけや、病院に連れて行くときなどに必要です。あらかじめ準備しておくことで、いざという時にはすぐ使えるので安心です。
大きくなっても使えるものをお勧めします。
爪とぎ
爪を研ぐのは猫の本能です。やめろといっても無駄です。
壁や家具、ソファーなどで爪とぎしないように準備しておきたいです。他の場所で爪とぎを覚えると、やめさせるのに苦労します。
なるべく早い段階で覚えるようにしてあげましょう。
そもそもなんで爪を研ぐのか?
爪のお手入れ
猫の爪は多重構造になっています。古くなった外側の層を剥がし、新しい層を出しているのです。
狩りをする習性がありますので、爪は尖らせておかないといけないのです。
マーキング
爪で傷つけて、肉球にある汗線から発する匂いをこすりつけることで、自分の縄張りよ!っていうアピールです。
ストレスの発散
猫も多少はストレスが溜まります。「ガリガリ」することで発散させるとも言われています。
爪研ぎをするから=ストレスとは思わなくていいと思いますよ。
ただの気分転換
寝起きなど、背伸びをしたついでに「ガリガリ」することもあります。言ってみればクセですね。
甘えたい
「ねえ〜遊んでよ〜」っていう時のサイン。そんな時も爪研ぎしますね。
猫ちゃんにとっては「爪研ぎ」は本能であり、とっても気持ちいいんです。理解してあげましょうね。
爪研ぎは、安価で売ってるものでも大丈夫ですよ。下の爪研ぎ、これは良かったですよ!
狭いところが好きですからね!猫ちゃんは!スッポリ入ってることも!しかも結構丈夫でした。
猫の習性を知ってあげる
猫は生まれながらに狩りをする習性があります。虎やライオンも、猫科と言われるように従来肉食動物です。人間との生活は実に歴史が長く、密接な関係があります。またテリトリーやナワバリなども持っています。生まれながらにハンターであるため、自由に走り回ったり、上下運動する場所が必要です。気まぐれなところもよく知られています。ただ褒めるだけでは満足しません。しつこく構い過ぎるのもよくありません。
どこか神秘的なのもそういった特性から来ているのでしょう。
しかし、気まぐれながら飼い主を待っていたり、構って欲しかったり、時には人間なんじゃない?と思うような行動をとることもあります。ツンデレ?って思ったりします 笑
好きか嫌いかは個人差があると思いますが、私はとてもお利口さんだと思っています。
余談ですが、窓の外を見るのはとても好きです。うちのは臆病なので外には出たことがありませんが、、

傷がついたり、引っかいたりすることも想定しておく
猫の習性なのですから、しょうがないですね!というくらいに考えていて欲しいです。
怒ってもダメですよ!また他の記事でも紹介しますが、猫は怒ってもいうことは聞きません。飼い主が嫌いになるだけです。
猫を怒るのはダメ?って聞くけど本当なの?【しつけ編】
しつけの仕方はちゃんとあります。
それをすることで自分に嫌なことが起こる!と認識していけば徐々に止めていきます。
高級な家具、調度品などは一緒に暮らすのであれば覚悟はしておきましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか?
今から猫を飼いたい方、一人暮らしを始める方のお役に立てれば嬉しいです。
猫に限らず、他の生き物も責任をもって考えてあげたいですね
それぞれの心地いいお家、空間を、、、
cocokara編集部 にゃんここ ❤︎