
初めて猫を飼う方はいろいろ心配ですね。子猫の場合は少し気をつけたいところがありますので、わかりやすくご説明していきます。
子猫の気持ちを考えてあげて、全体を考えましょう
初めてお家に来た子猫の気持ちを理解してあげましょう!
初めて飼い主さんのお家に来た子猫は「不安」でいっぱいです。キョロキョロして、ビクビクしています。
しかし、それはごく自然なことなので、ゆっくり安心させてあげましょう。
ゲージがある場合は、用意しておいてあげましょう。一緒にこれまで使っていた「タオル」や「毛布、フリース」などがあれば入れておいてあげると良いですね。猫は狭いところが落ち着くので、ダンボールや猫用ベットでもあると落ち着きます。
自分なりに出たり入ったりしながら、行動範囲を広げていきます。子猫の納得のいくまで探索させてあげましょう。
猫が落ち着く場所と、人間が落ち着く場所は違います。
猫は狭くて薄暗く、高いところが大好きです。じっくりご説明していきますので、お付き合いください。
数日間は一緒にいてあげる
数時間も経てばヤンチャな子猫は、部屋全体を確認し、走り回ってくれるでしょう。
ただ、子猫とのこれからの生活を幸せなものにするためには「初めの3日間」が大事と言われています。飼い主さんとのコミュニケーションも大切です。
しかし、今まで猫のいない生活をしてきた人間にとって「初めての子猫との暮らし」はいろんな発見があります。むしろ気をつけてあげなければいけません。
「こんなところに登るんだ!」とか、「これは危険よね!」ということがわかります。
子猫のうちに教えてあげて「しつけ」をする事が、快適な暮らしのポイントです。
お互いのためにも、ゆっくり時間がとれるようにしておきたいですね。
check!
観葉植物や電源コード、ゴキブリ用の置き殺虫剤などは注意が必要です。目線が違いますので要確認です。
猫が食べると危険な物
運動不足とストレスの解消は大切!
もともと猫は狩りをして暮らす動物です。
しかし、家の中で飼っている「家猫」は安全で、いつでもご飯があり、快適です。もともとは運動量の多い猫があまり動きもせずに寝てばかりいると、運動不足になってしまいます。
運動不足は健康面でも問題がありますが、「ストレス」にもなるのです。飼い主さんが猫といる時間を増やして、なるべく遊んであげたいですね。
室内飼いと決めたら、外には絶対に出さない!
室内飼いと決めたら外には絶対に出さないようにしましょう。
外には危険がいっぱいですし、慣れていない猫は特に危ないです。外に出た事がない猫は、そもそも出ようとしません。
交通事故にあったり、他の猫から病気をもらったりしますので注意しましょう。
万が一の時のために「迷子札」をつけておく
基本的には「猫」は帰ってきます。しかし帰りたくても帰れない!お家がどこか分からなくなった!
「迷子になった」なども考えられます。今はマイクロチップもありますが、近所の方も迷子札がついていた方が連絡がしやすいので安心です。
ただし、猫ちゃんが嫌がる時は、徐々に慣れさせてください。
必要なものチェック!
必ず用意したいもの
トイレ・トイレの砂
子猫のうちはあまり大きいと入れないので高さがなく、小ぶりのトイレが良いです。
成長に合わせてサイズを変えてあげましょう。
トイレ環境は猫にとって重要です。ストレスがかからないように十分気をつけましょう。
主なトイレの種類
- オープンタイプ:屋根のない形のトイレ。排泄したのがすぐにわかり、比較的安価です。
- ドームタイプ:屋根がついているタイプ。砂が飛び散りにくいのが特徴です。
- システムタイプ:砂とマットを組み合わせて使うタイプ。掃除が楽で匂いがしにくいのが特徴です。
ごはん
子猫用など成長に合わせて選んでください。初めはカリカリが食べれなかったり、食いつきが悪い時もあります。ペットショップやブリーダーさんから詳しく聞いておきましょう。
家猫にとって飼い主さんが与える食事が全てです。しっかり勉強することをオススメします。
「総合栄養食」と「一般食」の違いに気をつけましょう。
- 総合栄養食:発育に応じて必要な栄養のバランスが取れたフードです。こちらと水だけで基本は大丈夫です。
- 一般食:おやつの分類です。こちらだけではバランスが悪く栄養が不十分です。総合栄養食の補助で考えましょう。
食器(できれば2つ)
「フード用」と「お水用」です。ヤンチャな子猫はひっくり返したりします。安定していて深くないものを選びましょう。
場所を覚えるまでは「ゲージ」の中に入れておくと良いでしょう。
食器のポイント
- 適度な重さがある:食事中に動かないように、ひっくり返さないようにするため。滑り止めがついたタイプもありますので、結構ありがたいですよ。
- 深すぎない:子猫の時は特に気をつけたいです。舌ですくいにくいタイプは食べにくいです。
- ヒゲが当たらない程度の大きさ:ヒゲが当たるのを嫌いますので、口が広めのタイプが良いです。
出来れば用意しておきたいもの
必ず必要というわけでは無いけど、あったら安心、将来のために揃えていきたいものです。
ゲージ
子猫を初めて飼った時は、環境の変化に慣れていません。いきなり広い部屋に放されるとストレスにもなります。まずはゲージに入れてあげて様子を見ながら徐々に慣らしていったほうがいいです。
外出の際も「ゲージ」に入れてあげたほうが初めは良いでしょう。一人ぼっちで変なところに入ってしまったり、危険な場所がまだ解っていないからです。飼い主さんがいるときに外に出してあげて、目の届くようにしてあげてください。そのうち室内の環境がわかってきますので、そうすると大丈夫です。
後にも、ワクチンの接種の時など安静にさせたいときにも使用できますので、あった方が良いですね。
もともと狭いところが好きなので「かわいそう」ということはありません。
爪研ぎ
爪のケアはもちろんですが、「猫」は爪研ぎでストレス解消もやっています。後々、壁やソファー、家具などを爪研ぎにしないように「初めが肝心」です。
爪切り
人間用の爪切りでも切れますが、専用の爪切りはやはり使いやすいので、徐々に揃えていきましょう。安全にも考慮してありますので。
おもちゃ
子猫の時は、とにかく好奇心旺盛です。遊びたい盛りですので「おもちゃ」はマストアイテムですね。
「おもちゃ」を使って遊ぶことに慣れさせることも大切です。
人間の手などを使って遊んであげていると「クセ」になってしまいます。噛んできたり、、、悪気は全くないので、初めは可愛いと思います。ですが、初めが肝心なので「おもちゃ」を噛ませてあげたり、「おもちゃ」で誘った方が良いでしょう。
猫ちゃんのベッド
猫ちゃん用のベッドもあったら嬉しいです。
無理にベッドで寝かせようとしても「猫」は言うことを聞きません。せっかく買ったのに!!ってなります。
初めは「ゲージ」の中に入れてあげて、おうちに来る前に使っていたタオルなどを一緒に入れてあげると落ち着きますし、自分のベッドだと覚えてくれます。
初めは毛布やフリースでも大丈夫だと思います。狭いところが好きなので、カゴや箱に入れてあげると落ち着きます。
キャットタワー
猫は上下運動が大好きです。運動不足やストレスの解消にもなります。
なかなか買い換えることはないので、将来を考えて、部屋の広さと相談しながら揃えていきたいです。
キャリーバック
子猫を連れて帰ってくる時、病院に行く時必要になります。
緊急な時もありますので、できれば事前に揃えておきたです。
まとめ
子猫はとっても好奇心旺盛です。
家の中でも猫にとっては危険なものもあります。快適な環境を作ってあげてください。
素敵なニャンコライフのために、初めはとっても大事です。
分からないことも多いと思いますが「ひとつずつ」学んでいきましょう。
cocokara編集部 にゃんここ♡