
「えぇ〜!!」「たまねぎ」食べちゃった〜!!病院行った方がいいかな〜???
人間には大丈夫でも猫にとっては危険な食べ物、飲み物があります。
できればキャットフード以外は与えず、人間の食べ物には興味を持たせないようにしたいです。
ここで紹介するのは一部ですが、覚えておくといいでしょう。
玉ねぎ、にんにくなどネギ類 危険度(大)
玉ねぎ、長ネギなどには硫化アリルという成分が含まれているため赤血球を破壊し、貧血や下痢、血尿、嘔吐、発熱などを起こすことがあります。時には食後一週間くらいで腎障害になることもあります。最悪の場合死に至ることもありますので気をつけましょう。
注意:この成分は加熱しても壊れません
ニンニク、ニラ、らっきょう、あさつきなども同じです。
チョコレート 危険度(大)
こちらもよく知られていると思います。
チョコレートやカカオにはテオブロミンとカフェインが含まれています。急性中毒を起こし、神経や心臓に異常が出ることがあります。重症になると死に至ることもありますので注意してください。
アルコール 危険度(中)大量摂取は危険
猫の肝臓はアルコルールを分解できません。分解されずに体内に残り続けることになります。中毒状態になることがあります。(人間で言う急性アルコール中毒)猫は、アルコールだから飲みたいのではなく、飼い主さんが飲んでいるものに興味を示します。欲しがっているから、「少しだけ」は絶対にやめましょう。
生卵(白身)
卵は良質なタンパク源ですが、生卵の白身に含まれるアビジンというタンパク成分が、ビタミンB群の1種であるビオチンの吸収を妨げるため、ビタミンバランスを崩すことがあります。
アビジンは加熱によって変性するため、卵を加熱調理して与えれば問題はないようです。
牛乳 危険度(小)
よく猫にミルクをあげている光景を想像しますが、実はあまり良くないと言われています。
牛乳の成分である、乳糖を分解するラクターゼという酵素が「子猫」には少なく、消化できずに下痢になることがあります。こちらは絶対にダメというわけではありません。慣れている猫ちゃんやキャットフードとのバランスが問題となってきます。
猫用のミルクなどの方が安心と言えるでしょう。
スルメ、骨つきの肉、魚 危険度(中)
スルメが良くないのは猫が丸呑みしてしまうからです。丸呑みしたスルメが胃の中で10倍異常にも膨れることがあり、排泄できなくなる恐れがあります。
骨つきのお肉や魚の骨は喉に刺さったり、消化器系を傷つける恐れがありますので、ゴミ箱や三角コーナーなど特に気をつけてあげてください。
ユリ 危険度(大)
意外と見落としがちなのが「ユリ」です。しかし、「玉ねぎ」や「チョコレート」よりも危険と言われています。
「ユリの花、葉っぱ」だけではなく注意したいのは花瓶の水です。花瓶の水を舐めただけで、中毒は起こると言われています。
カサブランカ、オリエンタルリリーなども同じです。これらは少しでも猫ちゃんが口にしたら、病院に連れて行った方がいいくらい危険です。
他にも猫にとって食べてはいけないもの、危険な植物があります。
詳しくは別の記事でご紹介します。
レバー、ナッツ類、カフェインなど お薬も注意!
猫がレバーを長期間食べ続けるとビタミンAの過剰摂取による骨の異常が起こったり、カルシウム不足による歩行障害になる危険性があります。
コーヒー、紅茶などのカフェインも興奮作用があるためよくありません。
そのほかにもナッツ類、イカ、タコなどもよくありません。
香辛料や、塩分の強いものも注意してください。
お薬も気をつけましょう!「シャラシャラ」するお薬で遊びたい猫もいます。謝って食べてしまわないように手の届かないところ、もしくは閉まっておきましょう。
まとめ
食べたから絶対すぐにというわけではありませんが、様子がおかしいと思ったら、かかりつけの獣医さんに診てもらいましょう。
上記では誤って食べた場合ですが、「うちの猫がこれ好きだから!」とか「これあげると喜ぶから!」という理由であげるのは良くありません。家猫の食べ物は飼い主さんにかかっています。
ご存知の方は多いと思いますが、人間の食べ物を猫に与えるのは良くないです。キャットフード以外は与えないようにしましょう。
あげるつもりじゃなかったのに!っていう事があります。「食事の準備していて、気がついたら食べちゃった!」とか「ちょっとトイレ行ってる間になんか食べたみたい」などいろんな事があります。
我が家もあります。
気をつけていても食べちゃう事があるんですね、、、、、
人間は大丈夫でも猫には害になるものがある。そのことを理解しておきましょう。
cocokara編集部 お勧めキャットフード 値段もお手頃です。